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事務手続き 公開 2026.07.05

雇用保険被保険者証とは?なくした場合の対処法

転職コラム 中森 監修 平野
目次
  1. 雇用保険被保険者証とは
  2. いつ必要になる?
  3. なくした場合の再交付手続き
  4. よくある質問
  5. まとめ

先に結論です。雇用保険被保険者証は「雇用保険に入っていることを証明する書類」で、転職先に雇用保険の番号を引き継ぐ時に必要になります。なくしても大丈夫——ハローワークの窓口で再交付でき、手数料は無料、原則その場で発行されます。落ち着いて手続きすれば問題ありません。

雇用保険被保険者証とは

雇用保険に加入すると、ハローワークから交付される横長の小さな書類です。記載されているのは主に以下です。

  • 被保険者番号(原則、転職しても一生同じ番号を使います)
  • 氏名・生年月日
  • 資格取得年月日(加入日)・事業所名

在職中は会社が預かっているケースが多く、本人は退職時に初めて受け取る、ということも珍しくありません。「もらった覚えがない」場合、まずは勤務先(退職済みなら前職)の人事・総務に確認してみてください。

いつ必要になる?

  • 転職先への入社手続き:新しい会社が雇用保険の加入手続きをする際、被保険者番号が必要になります(被保険者証そのものではなく番号の確認が目的のため、会社によってはマイナンバー等で代替できる場合もあります)
  • 失業手当(基本手当)の受給手続き:離職票とあわせて使う場面があります
  • 教育訓練給付の申請など、雇用保険の給付を受けるとき

なくした場合の再交付手続き

方法1:ハローワークの窓口(最速・原則即日)

最寄りのハローワーク(勤務先を管轄するハローワーク以外でも可)で「雇用保険被保険者証再交付申請書」を提出します。手数料は無料です。

持ち物(本人確認書類):

  • 写真付きの公的な本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証など)1点
  • 写真付きがない場合は、住民票・公的医療保険の被保険者証など異なる2点

受付は平日の開庁時間(おおむね8時30分〜17時15分)です。細かい取り扱いは窓口により異なることがあるため、事前に最寄りのハローワークのページで確認すると確実です。

方法2:郵送申請

窓口に行けない場合は郵送でも申請できますが、交付まで2週間程度かかります。急ぎの場合は窓口をおすすめします。

方法3:電子申請(e-Gov)

政府の電子申請システム「e-Gov(イーガブ)」からオンラインで再交付申請ができます。24時間申請できる一方、電子署名(電子証明書)が必要になるため、準備がない人にとっては窓口のほうが早いのが実情です。

代理人による申請

家族などが代わりに申請する場合は、申請書に加えて委任状・代理人の本人確認書類・本人の本人確認書類の写しが必要です。

よくある質問

Q. 前の会社に連絡したくない場合は?

再交付はハローワークでできるため、前職への連絡は必須ではありません。被保険者番号は前職の情報から照会してもらえます(照会のため、直近の勤務先名などを聞かれます)。

Q. 離職票とは違うもの?

別物です。離職票は退職後に失業手当の手続きで使う書類、被保険者証は加入していることの証明書です。離職票をなくした場合も再交付できますが、手続きが異なります。

Q. 入社までに間に合わない場合は?

転職先の人事に正直に伝えれば、番号の確認を待ってもらえるのが一般的です。再交付は窓口なら原則即日なので、早めに動けば間に合います。

まとめ

被保険者証は「なくしても再発行できる書類」です。窓口なら無料・原則即日。転職の書類まわりで不安がある方は、転職エージェントを使うべきかどうかの記事も参考にしてください。手続きのサポートを受けられる場合があります。


出典:千葉労働局「雇用保険被保険者証|再交付」ハローワーク茨木「雇用保険被保険者証の再交付について」ハローワーク阿倍野「雇用保険被保険者証の再交付のご案内」厚生労働省「ハローワーク」

最終更新:2026年7月5日