By Medium ・ Drama

仕事・働くをテーマにしたドラマ13選

仕事のドラマというと、派手な事件や劇的などんでん返し——そんな見せ場を思い浮かべる人が多いかもしれません。

でも、連続ドラマのほんとうの強みは、そこではありません。毎週少しずつ変わっていく主人公の顔。何話もかけて、ようやく報われる小さな努力。1話では気づけない、職場の関係のじわじわとした変化。連ドラは、キャリアの葛藤を"時間をかけて"描けるのです。

ドラマが仕事に効くのは、劇的な一瞬ではなく「1話ずつの積み重ね」を見せてくれるからなんですよね。私たちの働く日々も、たぶんそういうものだから。だからここでは、視聴率ではなく「仕事・キャリアを考えるうえで刺さるか」で13本を選びました。

ネタバレを避けた作品カードと、"働く目線"の一言で。まずは総合ランキング13本から。職種で選ぶ・気分で選ぶへも進めます。

この記事の要点

  • ドラマから総合13本を厳選。職種別・気分別のページへも分岐できる
  • 各作品はネタバレを避けた作品カードで紹介
  • 「1話ずつの積み重ね」だからこそ描ける、働き方の機微を集めた

並びは 「仕事・キャリアに刺さる度」(視聴率順ではありません)。

Ranking

総合ランキング13

13 作品

半沢直樹

ドラマ ・ 2013

大手銀行に勤める融資担当。上司の失策の責任を押しつけられ、理不尽な組織の論理に追い詰められながらも、彼は持ち前の実力と執念で反撃していく。「やられたらやり返す」——痛快な決めゼリフの裏で、頭を下げ続ける時間の長さこそが、この物語のほんとうの本体でもある。

「やられたらやり返す」の裏で、頭を下げ続ける時間の長さこそが本体。組織で理不尽を飲み込んだ経験がある人ほど、深く刺さります。

わたし、定時で帰ります。

ドラマ ・ 2019

「絶対に定時で帰る」を信条にする、ネット企業のディレクター。仕事はきっちりこなすが、残業はしない。そんな彼女の周りには、働きすぎる同僚、休めない先輩、無茶を振る上司——さまざまな「働き方」の人たちがいる。誰も悪者にせず、それぞれの事情に寄り添いながら、現代の働き方を問うドラマ。

誰も悪者にしないのがいいんです。働きすぎる人も、休めない人も、それぞれに事情がある。「頑張り方」を見つめ直させてくれる一本。

下町ロケット

ドラマ ・ 2015

大企業の研究者としての道を捨て、亡き父の町工場を継いだ主人公。小さな工場が磨いてきた技術の誇りを賭けて、資金繰りの苦しさや、大手企業・ライバルとの駆け引きに正面から挑んでいく。数字や規模では測れない「ものづくりの意地」が、大きな組織をも動かしていく痛快な物語。

数字に表れない「技術の意地」が、大きな組織を動かす瞬間がある。結果を待つ人たちの真剣な顔つきに、じんときます。

重版出来!

ドラマ ・ 2016

柔道でオリンピックを目指していた新人が、ケガを機に漫画編集部へ。まっすぐで元気な彼女の目を通して、一冊の漫画が世に出て、増刷(重版)がかかるまでを描く。作家、編集者、営業、書店員——本を届けるすべての人の仕事に光を当てた、働くことへの愛にあふれた物語。

一冊の裏に、どれだけの人の手があるか。自分の仕事を「地味だ」と思っている人ほど、その手が誰かに届いていると気づかされます。

校閲ガール

ドラマ ・ 2016

派手なファッション誌の編集者に憧れて入社したのに、配属されたのは地味な「校閲部」。文字の間違いをひたすら探す仕事に、最初は不満たらたらの主人公。けれど、原稿と真剣に向き合ううちに、彼女はこの縁の下の仕事の奥深さと面白さに、少しずつ気づいていく。

希望と違う場所に配属されても、腐らずに向き合えば面白さは見えてくる。配属ガチャに落ち込んだ夜に、そっと効く一本です。

ハケンの品格

ドラマ ・ 2007

あらゆる資格とスキルを持ち、決して残業も飲み会もしない、超一流の派遣社員。時給以外の仕事は一切しない彼女の圧倒的な仕事ぶりが、正社員たちのプライドをかき乱していく。派遣という働き方の悲哀と誇りを、痛快なコメディに乗せて茶の間に届けた先駆的な作品。

派遣という働き方の悲哀と誇りを、痛快に描く。「働き方は一つじゃない」と、視野を軽く広げてくれます。

セヴェランス

ドラマ ・ 2022

ある会社では、社員が特殊な手術によって「仕事中の記憶」と「私生活の記憶」を完全に分離されている。会社にいる自分と、外にいる自分は、お互いの人生を知らない。快適に思えたその仕組みに、やがて不穏な影が差していく。ワークライフバランスを極限まで突き詰めたSFサスペンス。

仕事と自分を完全に切り離せたら、人は楽になれるのか。ワークライフバランスの問いを、ぞっとする形で突きつけてきます。

SUITS/スーツ

ドラマ ・ 2011

ニューヨークの一流法律事務所を舞台に、敏腕弁護士と、弁護士資格を持たないまま採用された天才的な記憶力を持つ青年が、パートナーとして数々の難事件に挑んでいく。丁々発止の会話劇と、仕事ができる人間たちのスピード感が魅力の、大人気リーガルドラマ。

仕事ができる人たちの、会話の速度がとにかく気持ちいい。信頼はどう築かれるのか、を軽やかに見せてくれます。

コード・ブルー

ドラマ ・ 2008

ドクターヘリで救急現場に駆けつける、フライトドクターの養成研修。集められた若き医師や看護師たちが、一刻を争う救命の最前線で、重い判断を迫られ、時に無力さを味わいながら成長していく。命と向き合うチーム医療の緊張と、若者たちの葛藤を描く人気シリーズ。

一刻を争う現場では、一人の力なんて知れている。だからこそチームで支え合う。成長していく若者たちの姿に、励まされます。

陸王

ドラマ ・ 2017

創業百年の老舗の足袋屋が、売上の先細りという現実を前に、生き残りを賭けて、まったくの畑違いであるランニングシューズの開発に乗り出す。足袋づくりで培った技術を、どう新しいものへ転用するのか。中小企業が、限られた人手と資金で大手に挑んでいく、ものづくりの執念を描く。

慣れた仕事から畑違いへ踏み出す怖さと、技術を転用する発想の面白さ。挑戦をこんなに勇気づけてくれる話もありません。

宮本から君へ

ドラマ ・ 2018

営業スマイルひとつまともにできず、社会で生きる意味を思い悩む、不器用な新人営業マン。要領も悪く、周りから浮きながらも、彼は仕事にも恋にも、恥も外聞もなく体当たりでぶつかっていく。うまく立ち回ることができない人間の、汗と不格好さを、これ以上ないほど泥臭く描く。

スマートに売れる人ばかりじゃない。不格好でも逃げずに向き合う、その汗と泥臭さを、これでもかと肯定してくれます。

マッドメン

ドラマ ・ 2007

1960年代、ニューヨークのマディソン街。広告代理店を舞台に、才能あるクリエイティブ・ディレクターの栄光と、その裏で崩れていく私生活を、長い年月をかけて描く。時代の熱と欲望のなかで、仕事で成功しても満たされない男の空白を、シニカルに、しかし深く見つめる大人のドラマ。

仕事で成功しても、埋まらない空白がある。それを直視させてくるのが、この作品のこわいところであり、誠実なところです。

ジ・オフィス(米国版)

ドラマ ・ 2005

とある製紙会社の、平凡な支店のオフィス。空回りする所長と、個性的すぎる社員たちの、これといって事件も起きない日常を、まるでドキュメンタリーのように淡々と映していく。何も起こらないはずの職場が、なぜか愛おしくなってくる、モキュメンタリーコメディの金字塔。

何も起きない平凡な職場が、なぜか愛おしくなってくる。「辞めたい職場」にも案外救いはある、と思わせてくれます。

Career

気持ちが動いたら

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FAQ

よくある質問

看護師ドラマをもっと見たいのですが?
「医療・看護を描いた作品」に、看護師が主役の作品をまとめています。
ランキングの基準は?
「仕事・キャリアを考えるうえで刺さるか」で選んでいます。視聴率順ではありません。
Summary

まとめ

  • 仕事・働くを描いたドラマから、キャリアに効く総合13本を厳選
  • 深掘りは職種で選ぶ/気分で選ぶの各ページへ
  • 気持ちが動いたら、転職エージェントの比較も軽くのぞいてみる