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サブ職種 公開 2026.07.05

准看護師の転職|正看護師との違いと選択肢

看護師 中森 監修 平野
目次
  1. 准看護師と正看護師の違い
  2. 准看護師の転職先の選択肢
  3. 進学して正看護師を目指す場合
  4. まとめ

先に結論です。准看護師の転職市場は病院に限らず、クリニック・介護施設まで広く、資格を活かせる場は安定して存在します。同時に、2026年4月から通信制課程の入学要件が「実務経験7年以上」から「5年以上」に緩和され、働きながら正看護師を目指すハードルは下がりました。「今の資格で転職する」「進学してから動く」の両方を並べて検討できるタイミングです。

准看護師と正看護師の違い

准看護師看護師(正看護師)
免許都道府県知事免許国家資格(厚生労働大臣免許)
業務医師・歯科医師・看護師の指示のもとで看護を行う自らの判断で看護計画の立案・実施ができる
教育課程養成所2年など3年課程以上
待遇求人によるが、給与水準に差がある傾向管理職・専門資格への道が開ける

実務の現場で行うケア自体には重なる部分が多い一方、法律上は「指示のもとに業務を行う」資格である点が、配置・昇進・給与テーブルの違いにつながっています。

准看護師としてのキャリアの全体像は看護師の仕事・転職ハブでも整理しています。

准看護師の転職先の選択肢

  • クリニック・診療所:外来中心で夜勤がない求人が多く、准看護師の募集も安定してあります
  • 介護施設(特養・老健・有料老人ホームなど):医療的ケアの担い手として需要が続く領域です。介護報酬上の看護職員配置に准看護師も含まれるため、募集が絶えません
  • 病院(病棟):施設によっては准看護師の採用を続けていますが、大規模病院では正看護師のみの募集も増えている傾向があります
  • 訪問看護:事業所によっては准看護師の採用もあります(管理者は看護師等の要件があるため、業務範囲は事業所に確認を)

求人を見るときは、「准看護師可」の求人か、給与テーブルが准看護師と正看護師で分かれているかを最初に確認すると、応募後のミスマッチを防げます。

進学して正看護師を目指す場合

准看護師から正看護師になるルートは主に3つです。

  1. 全日制2年課程(看護専門学校・短大):最短ルート。仕事は退職か大幅セーブが前提
  2. 定時制3年課程:働きながら通学するルート
  3. 通信制2年課程准看護師としての実務経験5年以上(2026年4月入学生から。従来は7年以上)で入学でき、自宅学習中心で仕事と両立しやすいルート

通信制の要件緩和は、実務経験5年以上と7年以上で看護技術の習得状況に差がなかったという厚生労働省の調査を踏まえたものです。「あと2年待つ必要があったはずの人」が今年から出願できるようになっているため、過去に一度あきらめた方は要件を再確認する価値があります。最新の募集要項は各養成所と日本看護協会の進学特設サイトで確認してください。

まとめ

准看護師の転職は「今の資格で広く探す」か「進学を挟んでキャリアの上限を上げる」かの二択を、焦らず比較するのが出発点です。転職を進める場合、看護分野は特化型エージェントの層が厚い領域なので、看護師向けエージェントの比較も参考にしてください。准看護師可の求人の探しやすさはサービスによって差があります。


出典:日本看護協会「准看護師のための進学特設サイト」日本看護協会「准看護師の進学に関してよくある質問」厚生労働省 医道審議会保健師助産師看護師分科会資料CBnews「看護師2年課程の入学要件、就業5年以上に短縮へ」

最終更新:2026年7月5日