仕事に疲れた時に見る映画・ドラマ7選
疲れた夜には、元気の出る作品で気合いを入れ直そう——そう考える人は多いと思います。でも、ほんとうにくたびれているときほど、その鼓舞が逆にしんどい、ということはないでしょうか。
頑張るための1本ではなく、そっと隣にいてくれる1本がほしい夜があります。派手な展開はいらない。ただ、誰かが淡々と仕事に向き合う姿を眺めているうちに、いつのまにか肩の力が抜けている。そういう静かな効き方をする作品が、確かにあるのです。
疲れた夜に効くのは、「もっと頑張れ」と背中を押す作品ではなく、「今日はもう頑張らなくていい」とそっと肯定してくれる作品なんですよね。だからここでは、じんわり沁みる7本を選びました。
ネタバレを避けた作品カードと、"働く目線"の一言で紹介します。観たあとに「明日もまあ、やってみるか」と思える7本です。
この記事の要点
- 疲れた夜に静かに効く作品を映画・ドラマから7本厳選(媒体ごちゃまぜ)
- 各作品はネタバレを避けた作品カードで紹介
- 「余韻」「肯定」「仕事の意味の再発見」など、静かな効き方の作品を集めた
並びは 「疲れた夜に沁みる度」 で選定。
静かに沁みる7本
舟を編む
映画 ・ 2013出版社で、新しい辞書『大渡海』の編集に人生を捧げる人々の物語。言葉を集め、語釈を練り、紙を選ぶ——気の遠くなるような作業を、十数年かけて積み重ねていく。不器用だが言葉に誠実な主人公を軸に、地道な仕事の奥にある誇りと情熱を、静かに、美しく描き出す。
▶焦らず、たった一つのことにじっくり向き合う人の姿。成果を急かされ続ける日々に疲れた心を、そっとほどいてくれます。静かな夜にちょうどいい一本。
マイ・インターン
映画 ・ 2015定年退職し、妻にも先立たれた70歳の男が、退屈な日々に区切りをつけようと、急成長中のファッション通販会社の「シニア・インターン」に応募する。若い女性社長のもとで働き始めた彼は、豊富な人生経験と誠実さで、少しずつ職場の信頼を得ていく。世代を超えた働き方の物語。
▶力まず、そっと人に寄り添う70歳の背中。頑張りすぎて凝り固まった肩の力が、観ているうちに、ふっと抜けていきます。
わたし、定時で帰ります。
ドラマ ・ 2019「絶対に定時で帰る」を信条にする、ネット企業のディレクター。仕事はきっちりこなすが、残業はしない。そんな彼女の周りには、働きすぎる同僚、休めない先輩、無茶を振る上司——さまざまな「働き方」の人たちがいる。誰も悪者にせず、それぞれの事情に寄り添いながら、現代の働き方を問うドラマ。
▶「頑張りすぎなくていいんだよ」。声高にではなく、そっと肯定してくれる。無理をしてきた自分を、少しだけ許せる気がします。
長いお別れ
映画 ・ 2019几帳面だった元校長の父が、認知症を患い、少しずつ「父」であり「夫」であった記憶を手放していく。その姿を見守りながら、妻と二人の娘は、ゆっくりと、長い時間をかけて父にお別れをしていく。認知症とともにある家族の7年間を、静かに、愛おしく描く物語。
▶過ぎていく時間の、切なさと愛おしさ。それを静かに見つめていると、目の前の疲れが、ふしぎと小さく思えてきます。
生きる
映画 ・ 1952市役所で30年間、判で押したような日々を過ごしてきた課長。ある日、自分が余命わずかと知り、初めて「自分は本当に生きてきたのか」と愕然とする。残された時間で、彼は住民が求める小さな公園づくりに、たった一人、役所の壁と格闘しながら取り組んでいく。働く意味を問う不朽の名作。
▶「自分は、何のために働いているんだろう」。答えを急かさず、ただ静かにその問いのそばに座らせてくれる。疲れた夜に、じんわり沁みます。
ペコロスの母に会いに行く
映画 ・ 2013認知症になり、グループホームで暮らす母。ハゲ頭で還暦を過ぎた息子が、そんな母のもとへ通いながら、過ぎ去った家族の日々を思い返していく。忘れていくことは、必ずしも不幸なだけではない——認知症介護の重さを、ユーモアと温かさとともに描いた作品。
▶忘れてしまうことさえ、やさしく肯定してくれる温かさ。しんどい日ほど、この穏やかさに心がゆるんでいくのが分かります。
おくりびと
映画 ・ 2008楽団の解散でチェロ奏者の職を失った男が、故郷に戻り、求人広告を見て応募したのは「旅のお手伝い」——実は、遺体を棺に納める納棺師の仕事だった。周囲の偏見に戸惑いながらも、彼は死者を送り出すこの仕事の尊さに、少しずつ気づいていく。ケアという仕事の意味を描く。
▶静かな所作のひとつひとつに、宿る尊さ。派手さはないのに、丁寧に生きることの意味が、疲れた心にゆっくり届いてきます。
よくある質問
泣ける作品ばかりですか?
ランキングの基準は?
まとめ
- 仕事に疲れた夜に沁みる映画・ドラマ7本を厳選
- 余韻・肯定・仕事の意味の再発見など、静かな効き方の作品
- 気分が変わったら、やる気のページや辞めたい時のページへ
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