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資格 公開 2026.07.05

2級から1級へのステップアップ|資格取得と年収差

施工管理 中森 監修 平野
目次
  1. 1級で何が変わるか(おさらい)
  2. 受験資格:緩和が進んでいる——まず最新を確認
  3. 働きながらの学習設計
  4. 取った後の動き方:社内昇給か、市場か
  5. よくある質問
  6. まとめ

2級施工管理技士のあなたが1級を取る価値は、一言でいえば「配置できる現場の上限が外れること」です。 監理技術者として大型工事に立てるようになると、社内での役割・資格手当・転職市場での値札が同時に動きます。年収の目安では1級と2級で100万円級の差——働きながら取るための設計と、取った後の動き方までまとめます。

1級で何が変わるか(おさらい)

  • 監理技術者になれる=下請け合計4,500万円以上(建築一式7,000万円以上)の元請け工事に配置可能。大型現場の所長・元請けの中核ポジションへの道が開きます
  • 年収の目安:1級保有者は600万円前後、2級は450万円前後とされ、資格手当も1級で上がる会社が大半です
  • 経審での評価が2.5倍:会社にとってのあなたの「点数」が上がる=引き留めも採用も強くなる

資格と市場の構造の全体像は資格の有無で市場はどう変わるかの記事で解説しています。

受験資格:緩和が進んでいる——まず最新を確認

施工管理技士の受験資格はこの数年で大きく再編され、一次検定(技士補)は実務経験なしで受験できる枠組みへの移行が進みました。一次合格で「1級技士補」となり、二次検定(実務経験が要件)に進む二段構えです。

  • 重要:要件・経過措置は改正が続いている領域です。自分の学歴・実務年数でいつ受けられるかは、必ず試験機関(建築は建設業振興基金、土木等は全国建設研修センター)の最新の受験の手引きで確認してください
  • 実務経験の年数計算は「どの立場でどの工事に従事したか」の証明が要ります。在籍会社の証明が必要になるため、転職のタイミングと受験申請の時期はぶつけないのが実務上の知恵です

働きながらの学習設計

  • 一次(学科系):過去問の反復が王道。通勤・現場の待ち時間で回せる過去問アプリ+週末のまとめ学習で、数ヶ月の積み上げが現実的なラインです
  • 二次(経験記述):自分の担当工事を「品質・工程・安全・環境」の観点で文章化する練習が核心。これは職務経歴書づくりとほぼ同じ作業なので、転職の書類準備と兼用できます——経験記述を書き上げた人は、転職市場でも「実績を言語化できる人」になっています
  • 会社の資格取得支援(講習費・受験費・合格報奨金)は使い倒してください。ないなら、それ自体が会社選びの判断材料です

取った後の動き方:社内昇給か、市場か

1級を取った直後は、社内の処遇改定より転職市場の反応のほうが速いのが実情です。

  1. まず社内で:資格手当の改定と、監理技術者としての配置(=大型現場の経験)を会社に求める。1級を活かす現場経験がセットになって初めて市場価値が満額になります
  2. 社内で現場が用意されないなら:経験の質を取りに行く転職が合理的です。「1級+大型現場の実績」が揃った人の交渉力はハイキャリアの記事で扱う水準に入ります
  3. 動かない場合も、取得後に一度市場(求人のレンジ)を見ておくと、社内交渉の相場観になります

よくある質問

Q. 2級を飛ばしていきなり1級は可能ですか?

A. 一次検定については学歴等の要件次第で可能な枠組みがあります。ただし二次には実務経験が要るため、実務が浅い人は「1級一次合格(技士補)→経験を積んで二次」の順になります。最新の要件は試験機関で確認を。

Q. 何年目で1級を目指すのが標準的ですか?

A. 「二次の実務経験要件を満たす年」から逆算して、その1〜2年前に一次を通しておくのが無駄のない設計です。要件を満たした年にすぐ二次を受けられる状態を作っておく、と考えてください。

まとめ

  • 1級の価値は監理技術者=現場の上限が外れること。年収差の目安は100万円級
  • 受験資格は緩和・再編が進行中——自分がいつ受けられるかは試験機関の最新情報で確認
  • 経験記述の練習は職務経歴書づくりと同じ。取得後は社内での配置交渉→なければ市場への順で動く

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出典・参考

※受験資格・試験制度は改正が続いています。必ず各試験機関(建設業振興基金・全国建設研修センター等)の最新の受験の手引きでご確認ください。

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最終更新:2026年7月5日/project転職編集部