営業 中森 監修 平野 更新 2026-07-05
目次
  1. 20代で作るべき「営業の型」
  2. 動いてよいサイン/もう少し積むサイン
  3. 商材・業界の乗り換え方
  4. 数字が平凡でも通る語り方
  5. よくある質問
  6. まとめ

20代営業職の転職|「営業の型」を作る時期と会社の乗り換え方

20代営業の転職で最優先すべきは、年収でも会社の知名度でもなく「どの型の営業を身につけられるか」です。 営業の市場価値は「売った金額」より「再現できる売り方」で決まります。気合と行動量だけの環境で数年過ごすか、ヒアリング→課題整理→提案の型を学べる環境で過ごすか——この差が30代の選択肢の広さになります。

20代で作るべき「営業の型」

型とは、誰に・何を・どう売るかの再現可能なプロセスです。

  • ヒアリングの型:顧客の課題を引き出す質問の設計
  • 提案の型:課題→解決→根拠の組み立て
  • 数字管理の型:目標を行動量と率に分解して改善する習慣

これらは商材が変わっても持ち運べる「営業のOS」です。今の会社にこの型を学べる先輩・仕組みがあるかどうかが、残る・移るの判断基準になります(キャリアにならない?の記事の「資産化する働き方」も参照)。

動いてよいサイン/もう少し積むサイン

動いてよいサイン

  • 教えられるのが「気合と件数」だけで、型を学ぶ機会がない
  • 商材や売り方に法的・倫理的な違和感がある(この直感は大切にしてください)
  • 心身のサインが出ている(最優先で環境を変える)

もう少し積む価値があるサイン

  • 型を学べる環境で、まだ1年未満(型が身につく前に移ると、次でもゼロから)
  • 「数字がつらい」だけの場合——数字との向き合い方はどの営業でも問われます。手法や環境の問題か、自分の準備の問題かの切り分けを先に(ノルマの記事参照)

商材・業界の乗り換え方

20代は商材の乗り換えが最も軽い時期です。定番の階段があります。

  • 個人向け→法人向け:20代の定番のステップアップ。個人営業のクロージング力を土台に、法人の課題解決型へ(法人個人の記事参照)
  • 低単価→高単価:扱う金額が上がるほど、提案の質が問われる営業になります
  • 有形→無形(IT・人材・広告など):無形商材の経験は転職市場で汎用性が高く、20代での経験が後で効きます(SaaS営業の記事参照)

どの乗り換えも「前の商材で作った数字+次の商材への学習意欲」のセットで通ります。

数字が平凡でも通る語り方

20代の営業転職で、トップセールスの実績は必須ではありません。面接官が見ているのは「数字にどう向き合ってきたか」です。

「達成率は平均〇%でしたが、商談化率が課題だと分析し、初回訪問のヒアリング項目を変えたところ△△に改善しました。この改善の進め方は商材が変わっても活かせると考えています」

結果の自慢より、分解→仮説→改善の一連を1つ語れることが、20代のポテンシャル証明になります。

よくある質問

Q. 1社目を1年未満で辞めたくなりました。 A. 型を学べない環境・違和感のある商材・心身のサインなら動く合理性があります。「またすぐ辞める?」への答え(環境の何が問題で、次に何を求めるか)の準備だけ必須です(第二新卒の記事参照)。

Q. 営業以外の職種も気になっています。 A. 20代は職種転換も軽い時期ですが、営業の型を1つ作ってからの転換のほうが、転換先での評価が上がります(キャリアチェンジ9選参照)。「営業が嫌い」ではなく「今の営業が嫌い」の可能性も切り分けを。

Q. 大手とベンチャー、20代営業ならどちらが良いですか? A. 型を体系的に学ぶなら教育のある大手、裁量と速度で鍛えるならベンチャー——どちらでも型は作れます。「誰から学べるか」を面接で確認するのが本質です。

まとめ

  • 20代の優先順位は「型」の獲得。年収と知名度は型の後からついてくる
  • 動く基準は「型を学べるか・商材に納得できるか・心身」の3つ
  • 面接は結果の自慢より分解→仮説→改善の物語。平凡な数字でも戦える

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最終更新:2026年7月5日/project転職編集部

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