クリエイティブ 中森 監修 平野 更新 2026-07-05
目次
  1. 通る人の共通点
  2. 学習と制作の進め方
  3. 最初の職場の選び方
  4. スクール広告の見極め(正直に)
  5. よくある質問
  6. まとめ

未経験からWebデザイナーへの転職|通る人の共通点と現実的な道

結論:可能です。ただしWebデザイナーは未経験参入の人気職種であり、「なりたい人」の中での競争になります。 その競争の勝敗を決めるのはほぼ一つ——ポートフォリオの質です。学歴・職歴・年齢より、作品が語る職種。だから未経験転職の設計は、「どう学ぶか」より「何を作って見せるか」から逆算します。

通る人の共通点

  • ポートフォリオが「課題解決」になっている:見た目のきれいさだけでなく、「誰の・何のためのデザインか」を説明できる作品を持っている(作り方はポートフォリオの記事で詳述)
  • 模写を卒業している:チュートリアルの再現ではなく、架空でも実在でも「自分で要件を設定して作った」ものがある
  • ツール+αがある:Figma等のデザインツールに加え、HTML/CSSの基礎・写真加工・簡単なコーディングなど、隣接スキルの片鱗
  • 量を作っている:完成度の高い1点より、試行錯誤の見える複数作品。学習の継続そのものが評価対象です

学習と制作の進め方

  1. ツールの基礎(1〜2ヶ月):Figma中心。並行してデザインの基礎(配色・余白・タイポグラフィ)を良質な教材で
  2. 模写→分解(1〜2ヶ月):優れたサイトの模写と、「なぜこの設計か」の言語化。この言語化の習慣が、面接の受け答えの土台になります
  3. オリジナル制作(2〜3ヶ月〜):架空案件(実在の店のサイトリニューアル提案など)でよいので、要件→設計→制作の一周を複数回
  4. 応募しながら作り続ける:完璧なポートフォリオを待たない。応募→フィードバック→改善のループが最速です

最初の職場の選び方

  • 制作会社:案件の量と先輩のレビューで鍛えられる王道の入り口。激務の会社もあるため、労働時間の実態確認は必須です
  • 事業会社のインハウス:自社サービスをじっくり。求人は経験者優遇の傾向があり、未経験の入り口としては狭め
  • バナー・LP量産系:未経験可が多い入り口。量で基礎体力はつきますが、「設計から考える」経験が積めるかは会社次第——「デザインの意図をレビューする文化があるか」を面接で確認してください
  • アルバイト・派遣から:実務経験の最初の一行を作る手段として合理的です

スクール広告の見極め(正直に)

  • 「未経験から3ヶ月で年収〇〇万」型の広告は、期待値を慎重に扱ってください。デザイナーの初年度は控えめな水準から始まるのが一般的な実態です
  • スクールの価値は「学習の強制力とフィードバック」。選ぶなら卒業生のポートフォリオの水準と転職先の実名を確認材料に
  • 独学でも通る職種です。教材・コミュニティが豊富なので、「スクールに行かないと無理」ということはありません

よくある質問

Q. 何歳まで未経験で入れますか? A. 20代が中心なのは事実ですが、30代の成功例もあります(30代未経験の記事で詳述)。年齢が上がるほど「前職の経験×デザイン」の掛け算が重要になります。

Q. センスに自信がありません。 A. Webデザインの大半は、センスではなく学習可能な原則(レイアウト・配色・情報設計)でできています。原則を学び、量を作り、フィードバックを受ける——上達の構造は他のスキルと同じです。

Q. グラフィックデザインとどちらから学ぶべきですか? A. 転職市場の求人数ではWebが多数派です。紙とWebの関係はグラフィックデザイナーの記事で扱います。

まとめ

  • 未経験Webデザイナーはポートフォリオがすべて。学習より「何を作って見せるか」から逆算する
  • 通る作品は「きれい」ではなく課題解決の説明ができるもの。量と言語化が武器
  • 最初の職場はレビュー文化の有無で選ぶ。スクールは卒業生の実績で見極める

クリエイティブ職向けの記事一覧はcreativeハブへ。

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最終更新:2026年7月5日/project転職編集部

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